2009-10
福岡の空の玄関口 福岡空港
ぐるプサメンバーにとっては、ここ、福岡国際空港が韓国への空の玄関口となります。いつもここから、ソウルやプサンに行っています。
ソウルには、
・大韓航空(KE,韓国では「カル(KAL)」とも)が日本航空(JL)とデルタ航空(DL)との共同運航便を、
・アシアナ航空(OZ)が全日空(NH)との共同運航便を就航させています。
また、プサンにも
・大韓航空、
・アシアナ&全日空が飛んでいます。
そして、アシアナ&全日空が就航しています。時刻表はコチラ。
そういえば・・・韓国語で大韓航空は「テハン・ハンゴン」といいます。だから空港のアナウンスで「大韓航空784便」は「テハン・ハンゴン、チル・パル・サー・ビョン・・・」というはず。ちょっと耳を澄まして聞いてみてくださいね。
さて、その福岡空港。午前中10時台に出発便が集中します(経験者は語る^^;)。早めに荷物を預けて、早めに手荷物検査場を通過することをオススメします・・・といっても、免税店は狭いので見どころは少ないのですが・・・。
秋夕(旧盆)ですね。
10月2~4日がことしは秋夕(チュソッ)、旧暦のお盆です。3日が旧暦の8月15日にあたり、この日の前後3日間で、お墓参りなどをします。ことしは3日が「開天節(ケチョンチョル)」という建国記念日にもあたっている上、土日とも重なっていますね。
秋夕には親戚一同がいわゆる「本家」に集まり、ご先祖様への祭礼(チャレ)を行います。お供え物はお魚や果物、お餅。並べ方も決まっているようで、準備はすべてお嫁さんたちがなさいます(ホント、韓国のお嫁さんはタイヘンです・・・)。日本と違うのは果物の供え方。上の辺りの皮をむいているんです。「ご先祖様が食べやすいように」ということらしいですよ。そして、祭礼のあいだは玄関の戸をあけています。「ご先祖様が入ってくるように」ということなんですって。
祭礼が終わると、お供え物をみんなでいただきます。「勉強はちゃんとやってるかい?」とか、「そろそろ結婚せんのか」などおじいさん、おじさんたちが子どもたちに聞きながらいただきますよ。女の人たちも台所で、おしゃべりの花が咲きます。
そして・・・せっかくみんなが集まったのだから、と始まるのが花札!えいっ、ぺちっ、という音が夜まで響きます(どこの家庭もするんでしょうかねー?)
秋夕を前にデパートなどでは「ソンムル・セット」つまりは、日本でいう「お中元セット」のようなものがいっぱい売り出されています。石けんの詰め合わせ、食用油とか、高級朝鮮人参とか・・・いろいろ。芸能人も韓服を着て、ご挨拶、というポスターをよく見かけますね。
この時期は、一斉に帰省するため大渋滞です。お店も閉まっているところがほとんどで、観光客にはがっかりのシーズンでもあります。面白い光景を見ることができる一方で、買い物や食事には苦労するかも!旧盆・旧正月のころに韓国旅行をなさる方はお気をつけくださいね。