2016-06
どんどん広がる~プサンの地下鉄
「ぐるプサ」が一番、最初に出たころは2号線が延伸中だったのに、もう4号線まで伸びているプサンの地下鉄(路線図はコチラ)。便利になっています。とはいえ、観光客にはやっぱり1号線、2号線がなじみ深いですよね。国際市場や光復路がある「中央(チュアン)」「南浦(ナンポ)」「チャガルチ」のあたり。繁華街「西面(ソミョン)」。「広安里(クワァガンリ)」や「海雲台(ヘウンデ)」のシーサイド・・・だいたい1号線か2号線で行けるものね。(それにしても、まだ「中央」駅とか「南浦」駅っていう呼び方に慣れないのんのん・・・以前は「洞」という文字がついていて「中央洞(チュアン・ドン」)「南浦洞(ナンポ・ドン)」だったからですね)
韓国・ビギナー旅行者にも地下鉄での移動をおすすめしている「ぐるプサ」ですが、その理由の一つがわかりやすさ。もちろん、日本とは勝手が違うところやハングルが読めないよ、というのはあったとしても、韓国の地下鉄は、とてもわかりやすいと思います。
たとえば、以前はハングルと英語表記だった駅名の看板ですが、今は数字が入っています。その数字で、降りる駅などを探せます。ホームや車内のアナウンスも主要駅などでは日本語もあります。きっぷの自動券売機も、日本語表記があるしね。ちょっとどきどきするかもしれないけれど、プサンの地下鉄はビギナーでも、ぜひ、トライしてほしいと思うのだ。
それにしても、韓国のケイタイ依存度は本当に高いよ。地下鉄車内でも、ほとんどの人がゲーム、チャット(カカオトーク)、あと映像を見てるよね。
屋台でチャジャミョン、食べてみた!
大好きな韓国のチャジャミョン(ジャージャー麺)。プサンに行ったら必ず、買ってるものね。なので、今回ももちろん、マート(スーパーマーケット)で買うんだけれど・・・その前に・・・夜にホテルに戻る途中、ふらふらと屋台に寄っちゃった^^; 酔ってましたしね(笑)。
おうちでの作り方は前にご紹介した通り(→コチラ)。屋台で食べると違うのかな、と好奇心もあって、アジュマの手元をじーっと見ていたら、ちょっと不審がられたけれどね。作り方は一緒だね。麺と乾燥野菜を茹でて、茹で上がったらお湯を捨てて、粉末ソースとオイルを入れてよーく混ぜる。たくわんと一緒に出てきました。3500ウォン・・・うは。高っ。
・・・酔いがすっかりさめました、とさ。
うまく使いこなせてないよーチヂミ粉
ごま油やおろしにんにくなど、韓国のマート(スーパーマーケット)でいつも買っておうちでよく使っているものがある一方で、買ったものの、うまく使えずにいつまでも冷蔵庫や戸棚の隅っこに置いてしまっているものの一つが「チヂミ粉」なんだよね。チヂミなんて、粉と水とニラなどを混ぜてさっくり焼けばいいじゃない、ってよく言われるんだけれど、なんか、上手にできなくて、おうちで作るのがついおっくうになっているんですよね。
チヂミ(찌짐)というのは実はプサンなど韓国東南部の方言。もともとは、(粉/衣をつけて)平たく伸ばして焼いたもの、という意味でジョン(전)とか、プッチムゲ(부침개)と言います。それがすっかり、「チヂミ」という言葉が日本ではメニュー名として定着していますね。
韓国で食べる時も、カリカリのチヂミもあれば、ちょっと分厚くてもちっとしたチヂミもあって(これは、冷えるとちょっと食べるのつらくなるんだけど・・・)、中に入れる具の種類も豊富。だいたい、ニラやネギ、あるいは玉ねぎやニンジンの千切りは入っているかな。あと、イカや貝類が入ると「海鮮チヂミ」、キムチ入りは「キムチチヂミ」と名前が付けられていますよね。チヂミの粉を水で溶いて(ちょっとゆるく作るのがいいらしい)、具を入れて、油を多めに引いたフライパンで焼きますよ。出来上がったチヂミは酢醤油にごま油などを加えたタレでいただきます。
「ぐるぐるプサン」の取材で行った「東菜(トンネ)パジョン」というお店の生地はもっちり厚くて、作るのを見学させてもらったら、焼いている途中でふたをして蒸し焼きみたいにしていたなぁ。そもそも、このパジョン、というのもチヂミの一つなんですが、これはネギ(パ・파)のジョン、なんですよね。
プサンの富平市場にある鐘路ピンデトック。ここもチヂミと同じようなものを売っているんだけれど、これは「ピンデトック(빈대떡)」というんだよね。「緑豆」で作ったジョン、という意味。北朝鮮で始まったとされるメニューで、韓国でもソウルなど北の方に行くとピンデトック屋さんをよく見かけます。
韓国の友だちは、雨が降るとチヂミが食べたくなるねーというんだけれど、これは雨の音がチヂミをチリチリと焼く音に似ているから、とか、雨が降ったらおうちの中ですることがないから「チヂミでも焼きましょうか」となるから、とかそういう意味らしいんだけれど・・・ちょうど季節は梅雨。チヂミ、上手に焼けるようになるといいんだけれどなぁ。
韓国で買ったもの~ごま油
おうちに常備している韓国食材のひとつが(食材?調味料??)ごま油(참기름 ・チャムギルム)です。日本にもごま油はありますが、今ではすっかり韓国で買ったごま油を多用していますね。
最初、韓国のおうちに持っていくお土産に、日本のごま油がとっても喜ばれるので持って行ってたんですね。韓国ではナムルなどを作るときにごま油をよく使っていて、日本の「太白ごま油」がいいよ、って聞いたので、韓国でとってもお世話になっているオモニのところに持って行ったのです。そしたら、さっそく瓶に分けて「娘にもおすそ分けするわねー」って喜んでくださったので、それからはよく日本のごま油をおみやげに持って行っていたんですけれど、別のオンニのおうちに持って行ったときに「のんのん、これ、香りが少ないよー」って。確かに韓国のものと日本のものを比べてみたら、韓国のごま油が濃厚で、ナムルなどに混ぜるときに香りが立ったんですよね。
それは「ごま」の焙煎の強さ(?)によるものなんでしょうが、その後、市場でしぼりたてのごま油を買ったりすると、なんだか、もう、この香りじゃなきゃね・・・って感じになっちゃって・・・^^;
あと、この缶の使い勝手もいいんですよね。スーパーでだいたい5000~1万Wぐらいで売っています。
効果はどう??とうもろこし茶
「むくみ」にいいよ、と言われてつい、手に取るのが「とうもろこしのひげ茶」。飲んでみるけれど、効果はどうかなー?のんのんの症状がガンコなのか、うーん・・・イマイチ、効果が見えないのだけれど・・・。あっさりしてほのかな甘みがあるお茶なので「飲みやすいお茶」として1年を通してお茶のパックを煮だして飲んでいたこともありましたね。
コンビニでお茶を買うときなどは、この「とうもろこしのひげ茶」を選んで飲んでいるんだけれど・・・効果って、ほんとどうなの??
とうもろこしのお茶には、2種類あるんですね。とうもろこしの実を乾燥させて煎った「とうもろこし茶(옥수수차・オクスス茶)」。それから、とうもろこしの「ひげ」を乾燥させたものを煮だしたお茶が「とうもろこしのひげ茶(옥수수수염차・オクスススヨム茶)」。それぞれには、
・ビタミンKが豊富
・カリウムに利尿作用、冷え症の改善やむくみの改善
・デトックス効果
・鉄分が含まれるので、貧血の改善
・ノンカフェインで低カロリー
・鉄分が豊富
・植物繊維が多いので、便秘解消
などの効果・効用があるようですね。
うーん。効きそうなんだけれどなぁ。効くといいなぁ・・・