プサン(釜山)
スーパーでの買い出しは思い切って「箱買い」で!
ぐるプサメンバーのプサンでのおみやげ買い出し、といえばチャガルチの農協スーパーが定番なんだけれど、最近はEマートも気に入っています。Eマートは新世界デパート系のディスカウントスーパーで黄色いマークが目印です。プサンだと、西面(ちょっと歩くけど)や海雲台(地下鉄2号線中洞駅に直結)などにあり、お店も広いし、プライベートブランドがあることも嬉しいポイントです^^ しかも、やっぱり安いよね。スティックコーヒーとか生姜・なつめ・柚子といった伝統茶のスティックもここで買っています。プライベートブランドのお茶もおいしいし。
でも、かさばる海苔やラーメンを買ったときに、さて、どうやってパッキングしよう?と悩むでしょ。のんのんも折りたたみのバッグやらを持っていってあれこれ詰めていたこともあるんですけれど、Eマートにはこんな、便利なコーナーがあるんですね(あ・・・^^; Eマートに限らず、農協にもロッテマートなどいろんなところにあるんですけどね)。
じゃーんっ♪ ダンボールとテープコーナー。これで、箱を組み立てて、買ったものを中へ詰め、テープでぐるぐる巻きに。これで1つ、荷物が完成です。韓国には日本のスーパーなどにあるようなプラスティックの持ち手はないので、持って行くと便利だし、ない場合にはテープをうまーくぐるぐると巻いて持ち手を作るということもアリですね。これで、ラーメンも海苔も袋菓子も心置きなく買えるというもの。
またまた釜山への旅が便利になりそうな話題...その後。
福岡-釜山に新しい高速船が運行する話を以前アップしましたがその話の続きです。
大亜高速海運の高速船ドリーム号!2012年2月10日から就航しました。
水曜日を除く毎日1往復で、福岡からは博多港を14:45に出て釜山港へ18:00に到着。釜山からは釜山港を9:00に出発、博多港へは12:15着の便があります。所要時間は約3時間15分。
運賃・料金は、 2012年3月31日まで就航記念キャンペーンを実施。片道2,000円、往復3,500円。燃油サーチャージは博多発1,500円、釜山発20,000ウォン。ターミナル使用料は博多港500円、釜山港3,200ウォンです。
予約・購入は大亜高速海運の福岡支店へ電話予約のあと、パスポートの写真ページをFAXで送信。
大亜高速海運 福岡支店 電話092-282-7300 FAX092-282-7301。
キャンペーン期間中に一度は釜山に行きたいな〜。取材にいいかも...と思うぐるプサメンバーなのでした...。
ペン(ファン)のみなさん、言ってみるものですよーーー
コスメショップやお洋服屋さんに貼られている韓流スター(ってことば、もう古い!?)のポスター。「ほ、ほしいーなぁー」と思いながら、写メでパシャ、っとして帰ってきているペン(韓国で「ファン」)のみなさん、それはもったいないですよ!
コスメショップだと、お買い上げ金額に応じてグッズをくれたり、ポスターの入れ替え時(季節の変わり目とかね)には店先に箱を置いて、ポスターをくるくると巻いて「ご自由にどうぞ」って書いてあったりするんですよね☆
さらに今回、嬉しかったのが「ぐるプサ」の芸能担当!?Zhang Lueの奇跡!ちょうど、南浦洞あたりの地下街をのんのんと2人で歩いていたら、キム・ヒョンジュン(SS501のリダ)のポスターが貼っているお店が・・・!!さっそく、言ってみました・・・「あのー、リダのペンなんですけれど、写真、撮ってもいいですか?」と。すると・・・ちょっと待っててーと優しそうな自称:キム・ヒョンジュンのおじさんが奥から新しいポスターを1枚プレゼントしてくれたんですねー。う、う、うれしいーーーー☆こういうサプライズがあるから、プサンのたびは止められないのです♪
空港からのタクシーで大モメ
プサンの金海(キメ)国際空港にも多くのタクシーが並んでいます。お客さんがいないときには運転手さんたちは将棋をしたり、おしゃべりに興じたり、のんびりした雰囲気。今回は、そんなタクシーでちょっとトラブルになってしまったお話です。
今回、テグに行くために、のんのんたちはKTXに乗ろうとしていたんですね。KTXはプサン駅から出ていますが、金海空港からはプサンの次の駅・亀浦(クポ)駅が近いんです。そこで、急いでもいたことから、亀浦駅までタクシーで行こうと思っていました。でも、西面や南浦洞などへの長距離を狙って待っているであろうタクシーの運転手さんに悪いかなぁ、と思いながら・・・乗り場に行って「KTXの亀浦駅までなんですけれど、いいですか?」と聞くと、かまわないとのこと。
でも、乗るときに「荷物持って、どこに行くの?」と聞かれたので、「KTXでテグまでです」と言うと、「KTXじゃなくて、タクシーで行った方が早いし、そんなに高くもない」と言われたんだけれど、「友だちとの約束もあってKTXに乗らなきゃいけないんです」と話し、乗車。車内でも何度も「テグまで乗れ」というのを断り、断り、最後には「仕事でKTXに乗らなきゃいけないので無理ですっ」と会話が断絶・・・そこでふと、メータ、倒れてないじゃんっ!ということに気づいたんですね。
で、「おじさん、メーターをちゃんとしてください」というと「大丈夫、大丈夫」とごまかし、結果・・・亀浦駅で1万Wを請求されました。プサンのタクシーは初乗りが2200Wで、およそ30~40分高速でかかる南浦洞へ行っても1万5000Wぐらいなんですよね。だから10分ぐらいのこの距離でそんなにかかるわけもなく・・・「それはおかしいでしょう」と抗議すると、駅前で大騒ぎに・・・(泣)。
運転手の言い訳は「乗せるまでに空港で3,4時間も待っていたんだから、その分」って・・・私が待たせたわけじゃなしっ!だんだん、韓国で言うのがめんどくさくなってきて、日本語で「そりゃーちゃうやろう」と言っておりましたが、アタマの中では(あー、KTXの時間がー)と思っていたので、散々、騒いで1万W払ったんですけれど・・・こんな風にぼったくられてる日本人観光客がいっぱいいるんだろうなぁ、と・・・。プサンの印象、悪くなっちゃうじゃん(怒)。
その後、プサン出身の留学生S氏にその話をしたら「空港のタクシーは基本的に、怠けている人が多いから、そういうことをするんですよ」と失笑。ちなみに、対処方法は空港内の案内センターなどでタクシーを呼んでもらうのがいいそうです。海雲台に自宅があるS氏も、韓国人なのに、わざわざタクシーを呼ぶそう。もちろん、南浦洞など長距離のときはそのまま乗ってもいいんですけれど、変な道を通られるのもイヤですよね。由々しき問題です。っ!
子連れ旅行にオススメ スケートリンクがあります!
釜山にあるこちらのスケートリンク。なんと、デパートの中にあるんです!センタムシティにある新世界デパートの4階。ちょっと場所が分かりにくいんですけれど、地下鉄の駅からデパ地下に入ったときには、一番奥側のエレベーターから上ると4階に表示が出ています。
利用料金は子ども5000W、中学生以上が7000Wでスケート靴のレンタル料が3000Wでした。これでだいたい2時間、滑っていいみたいです。まず、利用料金を支払い、靴を借りて、荷物はコインロッカーに預けたらリンクにゴー。周りに観覧席みたいなのがあるので、滑らないときにはそこで見ていられます。周りにはフードコートもあるので、子どもが滑るのを見ながらお茶してゆっくり、なんてこともできそうです。
韓国は、フィギュアスケートのキム・ヨナ選手の影響か、スケートばやりのようでくるくると上手に滑る子どもたちばかり・・・へっぴり腰はいけませぬな。
トンネサムゲタンがセンタムシティに移転してます
サムゲタンは本当は日本の土用の丑に食べるうなぎのように、夏バテ防止、ということで「夏の食べ物」なんですが、ここまで寒いと冬でも食べたくなるんですよね。ふだんは南浦洞で行きつけのお店でいただいてるサムゲタンなんですけれど、韓国通の友人・Mさんから「ココ、おいしいよ!」と教えてもらった「トンネ・サムゲタン」へ行ってみました。前は、東萊(トンネ)にあったという名店ですがセンタムシティに移転したそうです。
ぐつぐつの煮立って出てくるサムゲタン。スープが白濁しています。普通、サムゲタンは鶏のスープなので透明ですよね。それがこのお店では牛骨スープを使っているらしいです。サゴルスープというそうですが、色からして濃厚そうです。旨みも栄養もぎゅぎゅーーーとつまった感じでした。もちろん、ごくごく完食です☆普通のサムゲタンは1万1000W、ヤクゲタン(韓方入り)は1万3000Wでした。
そしてサムゲタンと一緒に出てくるミッパンチャン(おかず)も魅力的ですよね。特に砂肝がのんのんは大好き。こりこり、食べてお代わりしちゃいます(もちろん、お代わり自由で無料ですよ)。このキムチもあっさりしていておいしかったです。きゅうりもぽりぽり、食べちゃいました。でも、サムゲタンと一緒に出てくる人参酒にはいつも迷っちゃいますね。身体にいいんだろうけれど・・・ちょっと味が苦手かな。でも、ちょこっと口はつけちゃうんですけれど。どうすればいいのかなぁーといつも思います。
そんなおいしいお店なんですが、一つ、難点というか、お店の場所がちょっと分かりにくいです。地下鉄・センタムシティの駅から徒歩10分、とありますが、新世界デパートやロッテ百貨店のちょうど裏手の方のビルの2階の奥にあります。1階に郵便局があるのが目印、といわれていますが、やっぱりちょっと分かりにくいな。
韓国の「柿」は柔らかいんです
韓国と日本。違うようで似てて、同じようで違う。そんな体験を多くなさっていると思います。
そんな一つが「柿」です。日本の柿、というとかりっとする食感。柔らかいものもありますが、どちらかというと硬いものが好まれますよね(もちろん、好き好きはありますが)。それが、韓国では断然、柔らかいんですよね。それもとろとろしたぐらいで、皮をむいてはカタチが保てないから、身の上の部分を切ってスプーンですくっていただくほど。韓国人の友だちは日本の硬い柿を見て驚き、のんのんは韓国の柔らかい柿を見て驚きました・・・。韓国では写真のようにリアカーで柿などの果物を売り歩くおじさんの姿もよく見ますね。プサンではチャガルチ市場や国際市場周辺で見かけます。
また、韓国で柿、と聞いて思い出すのがドラマ『チャングムの誓い(大長今)』です。まだ子どもだったチャングムが料理に何の調味料が使われているのか、と問われて「柿」と答えるんですよね。それでチェゴサングン(最高尚宮)さまから「どうして柿、と思ったのか?」と聞かれ、「どうしてといわれても、柿の味がしたから、柿が入ってると思っただけで・・・」とかわいらしく答えます。朝鮮時代には砂糖の代わりに柿を使っていたんだなぁ、と教えてくれるエピソードです。
そして、もう一つ。柿、といえばスジョングァ(水上果)。食堂で食後に時々、出されるトロンとしたお茶。味からはまったく想像できなかったのですが、スジョングァは干し柿を似て作ってあるんです。シナモンが入っているからわからないのかな。これも好きな味です。
ホントは教えたくないホルモン焼き テアヤンコプチャン
もー、写真を見ているだけで食べたくなっちゃうからついついアップが延び延びになってたのがこのお店なんです。プサン・チャガルチ市場近くのホルモン通りにある「テア・ヤンコプチャン」。最近の、のんのんの定番のお店。ホントは教えたくないような、でも、ほんとーにおいしいから!ってオススメしたい!!と複雑な気持ちではありますが・・・ご紹介しますっ!
ヤンコプチャンというのは牛のホルモンなんですけれど、ヤンは日本で言う「ミノ」、そしてコプチャンは小腸(マルチョウ)のことですね。韓国でも16世紀にはホルモンが食べられていたという記述が残っているようで、プサンには西面近くの門峴洞(ムニョン・ドン)とこの「テアコプチャン」があるチャガルチ市場近くにホルモン通り・ホルモン横丁があります。
味付けには2種類、ヤンニョムをつけたものと、ソグム・塩味があるんですが、のんのんはゼッタイに塩味がオススメ!塩とにんにくとごま油の絶妙な味付けがホント、クセになります。この店では、注文をしてから店のアジュンマ(おばちゃん)がクーラーボックスからホルモンを出して、ざざざっって味付けをして、そして焼いてくれます。自分で焼き加減を見て食べている常連さんもいますが、のんのんたちには食べごろなどまだまだつかめず、いつも、アジュンマが「ほらほら、これこれ」って取り分けてくれるのについつい甘えています。
もともと、マルチョウ好きなんですけれど、この店でコプチャン食べて、なんか、ホント驚いたんですよね。あまりのおいしさに。じゅわーっと染み出る味のうんまいこと、うんまいこと。最近では、プサンって言うと「あの店、行きたいねー」って思っちゃうほどです。
お店の中はこんな感じ。1つのお店に4つかな、焼き台があって、それぞれが別の商売になってみるみたい。のんのんは入ってすぐ左手の「5号」ってお店に行くんですけれど、アジュンマもやさしくてステキです。1皿2~3人分のホルモン盛り合わせが3万Wでしたが、ビール飲んでホルモンつまんでだいたい一人1万5000~2万Wって感じかな。