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2011-12

テグ・西門市場のカルグクス、ばりうまー

 テグの西門市場(ソムン・シジャン)をうろうろして、ちょっと小腹がすいたなーってとき、いえいえ、すいていなくても!ぜひものなのがここのカルグクスですよー。もう、このあと、夜ごはんに行くよーってのに、みんなで分けて食べる?なんて言ってたのに、ぺろっと食べちゃったもんね。陽気で手際がいいアジュンマ(おばちゃん)たちのパワーにもなんか、押された感じだったものね。「ほら、食べなさいー」ってなんか、カルグクスと一緒に元気ももらったね。

 あ。カルグクス、というのは韓国のうどんのことなんだけど、カル(刀)、ククス(麺類)という意味だよ。手打ちうどん、って想像してもらったらいいのかなー。日本のうどんが「しこしこ」しているのに比べてもう少し「もちもち」とした食感です。で。その西門市場のアジュンマが作ってくれたカルグクス。ごまが上にいっぱーいかかってて、ぷーんとごまのいい香りがします。スープも薄口で(ちょっと辛い薬味を入れていますが)めちゃくちゃおいしいーーーー。

のんのんが韓国で食べたカルグクスの5本の指には入るよ。ほんと、入る。記事を書いてたらまた、食べたくなってきちゃったよ。なんか、市場の片隅の決して「キレイ」な感じではないんだけれど、そのごちゃごちゃした空間もまた、なんだかおいしさを支えてる気がするんだよね。あ。これは、ゼッタイ、おいしいものが食べられるぞ、って感じ。テグに足を運んだときはぜひ、市場のはずれのカルグクス、試してみてね(詳しい場所は、来年早々にも出版準備中の改訂版『ぐるぐるプサン』に掲載予定です^^)。

テンションあがった!テグの西門市場

 韓国の街の、のんのん的見どころの一つは「市場」。人々の生活を垣間見れるのが本当に楽しみ。そんな市場好きののんのんのテンションがぐぐぐ、と上がったのがテグの西門市場(ソムン・シジャン)。この市場の歴史は古く、朝鮮時代から平壌、江景と並ぶ三大市場の一つだったそうです。この市場にも洋服や雑貨、食器などありとあらゆる生活用品が並んでいるんですが、中でも特に衣類が全国的にも有名なんですって。

 こちらはチマチョゴリ屋さん。ずらりとチマチョゴリがかけられています。鮮やかですね。日本の着物もそういうところがありますが、韓国でもやはり年齢に応じて布地の色を選ぶそうな。やっぱり若い人は赤とかピンクとか華やかなものがいいし、お年を召してくると少し、落ち着いた色合いが好まれるし似合うんだよ、と韓国のハルモニに聞いたことがあります。また、新妻が着るものもあるそうで(ドラマでよく出てきますよね)、うろうろ見ているだけでも楽しいですな^^

 そんなのんのんが一気にテンションをあげたのが、毛糸屋さん!!(→最近、編み物にコッているため^^;)ああああ。買いたい、ゆっくり見たい!(取材、取材、しゅざい・・・と何度もつぶやいて、ちろっと見るだけ、にしましたけれどね)このほか、布地やらビーズやらボタンやら、いわゆる材料がずらりとも揃っているので、手芸好きにはほんと、いくら時間があっても足らないパラダイスだと思います。あまりにあるので、別の市場でもホント、目移りして選べない!!ってなってしまうのであらかじめ、だいたいこんなものがほしい、とだいたい考えておいたり、作りたいもののサイズや毛糸だまの数をチェックしておくことをオススメします。

 ちなみに、テグで案内してくれたOさんやMさんのお話だと、だいたいプサンの市場よりもさらに2割ぐらい実感として安いんじゃないかなーということだったから・・・かなり安いと思います(予想。プサンでもかなり安いものね)。のんのんも次のテグではしっかり、買い込み実践リポができるようにがんばりますー。

季節柄、クリスマスの飾りもいっぱい並んでましたー

案内をしてくださったOさんがプレゼントしてくれた☆かわいい。ありがとうございますー

テグへはプサン空港からも直行バスが出てますよ!

 テグへはプサンからKTXで45分、ということなのですが、空路で韓国・プサン入りした人にはリムジンバスもありますよ。プサンの金海空港からおよそ1時間10分でテグ・東テグ高速バスターミナルに着くということなので、KTXと比べるとちょっと時間はかかりますが、空港からプサン駅までの移動もあわせると空港からだとバスが便利かも。しかも、運賃が7600Wだからオトクですよね。次はこの方法で行ってみよーっと(のんのんのココロの声)。

ちなみに2011年12月現在の発車時刻は、午前7時30分、8時、8時40分、9時20分、10時20分、11時10分、12時10分、13時10分、14時10分、15時10分、16時20分、17時30分、18時40分、19時50分、20時50分、22時、と書かれています。だいたい1時間に1本、って感じですね。

乗ったことあるよ、って方、ぜひぜひ情報をお寄せくださいー♪

テグ出身の有名人にタッチ!金運アップのご利益も!?

 問題。この光り輝く銅像は誰でしょう??・・・答えは、韓国の財閥の一つ・サムソングループの創始者李秉喆(イ・ビョンチョル)氏なのでした。テグ出身の有名人といえば、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領や女優のソン・イェジンなどがぱっと、思いつくのんのん。調べてみるとプロ野球選手も多いみたいですね。イ・スンヨプ選手とか!

サムソンはテレビなどの家電分野では日本でも有名だけれど、韓国に行くとサムソン生命とかほんと、あちこちにグループ企業がありますよね。そのグループの創業者イ・ビョンチョル氏は「韓国のロックフェラー」とも言われるんですが・・・その功績にちなんでこの銅像に触ると「お金持ちになる!」といううわさがあるんですって!

それは触らなきゃ!!

・・・というより、足に抱きついてみました!これで完璧☆ご利益はあるでしょうか!?この銅像はテグのオペラハウスのところにありますよ!

テグでチャン・グンソクがドラマロケ中!

 この写真を見て、「あ!」と気づく人はかなりのグンちゃんファンなのではないでしょうか。この教会はテグの桂山教会(ケサン・キョヘ)。来年3月から韓国でOAされるというチャン・グンソク主演ドラマ「ラブレイン(原題:サラン・ピ)」の撮影が行われた教会なんですよね。

このドラマには、チャン・グンソクと少女時代のユナが1人2役で時代を超えて愛し合う恋人同士を演じている、ということなんですが、どんなドラマになるのでしょうか。いまから楽しみですね。ドラマの舞台がテグということで、最近、グンちゃんはしばしば、市内で撮影をしているということですよ。ここのホテルに泊まってるよとか、ここでお茶してたよ、なんて撮影裏話も聞いてきました☆また、ご紹介していきたいと思いますー♪

テグタワーですべきことは・・・

 テグのシンボルでもあるテグタワー。いまは「83(パルサン)タワ」と呼ばれているそうです。この83という数字。何かな?と思って尋ねてみたらタワーがちょうど83階ぐらいの高さだから、ということでした。こうしてイルミネーションも美しいタワーですが、ちょっとした都市伝説があるそうなんですね。

それは・・・展望台のスカイラウンジでプロポーズをしたら、成功率が99%なんですっって!!そりゃー、こんな美しいタワーで、美しい夜景が見える上に、きっと韓国男子のことだからかなりロマンチックな演出をしているんでしょう♪それは間違いないと思われ・・・テグタワーでのサクセス・ラブストーリー、ありましたら「かんかんKOREA」にもぜひぜひお知らせください☆

タロ、で出てくるからタロクッパっ。

さぁ、まだまだテグのおいしいもの、紹介しますよっ!

 テグの中心部で1946年創業、65年の伝統!と堂々と掲げているこちらの食堂。朝鮮戦争で国のあちこちが壊滅的な被害を受けた韓国では、100年を超える老舗ってなかなかないよ、って聞いたことがあります。ソウルでも30年ぐらい続くと、韓国人の友人の感覚だと古いお店だなーと。

 そんな65年の伝統を誇るクギルタロクッパ。クッパ、というのは韓国の雑炊のことなんだけれど(「クッ」が汁、「パ」はごはん)、韓国で「クッパ」を注文すると、スープの中にごはんが入ってくるんですよね。それを別々にお願いしますーというときには「タロクッパ」を頼むんだよね。

それが、テグでは最初から別、「タロ」になってるクッパ。スープにごはんを自分で入れたり、浸しながら食べたり、別々で食べたりできるんですね。

そのスープのアップ・・・そう、これも辛いんだ。唐辛子を煮込んだ深みのある辛さ、というよりも唐辛子油の辛さ、というのか、もーこちらは「ひーーーーーーーーー」って感じ。瞬間的に激辛。ごはん、別になっててよかった>< 一口、スープ、ごはん、ごはん、そしてスープ、ごはん、ごはん、水!って感じでしたが、でも、やっぱりおいしい。辛いーって思っているのにでも、食べちゃうって感じだった。しかも、スープに入ってるネギがね、その唐辛子油を吸って、またじゅわん、と辛さが染み出してくるのに、それなのに、おいしいのよ。

ちなみに、この写真、よーく見てみると「ソンジ」が入っていますよ。ソンジ、とは牛の血を固めたものなんだけれど、栄養はものすごーくありそうだけれど、のんのんは苦手です・・・(えへ)。

そんなタロクッパ。こちらもテグだけの名物料理ということで、テグに来たときにはゼヒモノ!ですな。聞くところによると、朝鮮戦争のときに避難していた方たちが召し上がったということですよ。歴史を感じるメニューでもあるんですね。

タロクッパは5500W、特別なタロクッパは6500W。麺やごはんのお代わりもできます。

トギルタロクッパ:電話053-253-7623 24時間年中無休

カルビチムが、テグでは激辛「チムカルビ」に!

「チム」という韓国語は「蒸す」という意味で、カルビを蒸し煮にした料理だから「カルビチム」。韓定食の一皿や食堂のおかずの一品として見かけるのは甘辛いしょうゆ味でほろーっとやわらかいお肉なんだけれど・・・テグのカルビチム、いえ・・・チムカルビとなぜだか、単語も逆となってるこのメニューがコチラ!

 どーんっ。写真で見てお分かりのとおり、赤いです!汁、ないです!つまりは・・・そう!辛いんです!なぜ??理由はどうにも分からないようなんだけれど、テグのチムカルビは牛肉を唐辛子で煮込んだ料理のことを指すそうなんですね。

このチムカルビがテグの名物料理だということで、街の中心部には「チムカルビ通り」なるものが・・・それほど、テグではよく食べる、ということですな。なるほど^^ このうち、のんのんたちは「ボングルボングル食堂」でいただくことになりましたー。

 一緒に出される菜っ葉にくるんでがぶり。あれ!?この食べ方は・・・焼肉と一緒ですね。何でも「包んで」食べるというのも韓国ならではの食べ方だね。食べてみると、見た目ほど辛くはなかったんだけれど(注文のときに、「あまり辛くしないで!」とお願いしたからかな^^;)、食べているうちにじんわり、おでこに汗をかいてきました。でも、口の中が「ひーーーー」ってことはなかったな。後を引くおいしさ、というか、また次が食べたい!って感じ。

 それから、食べているときにはあんまり思わなかっんだけれど、後で「にんにく」の臭いが・・・>< しっかり、にんにくが入っているんですね。ふむむ。

 のんのんが気に入った食べ方は、この水キムチの白菜に包んで食べるもの。白菜のほんのりとした味が辛さをやわらかくしてくれるし、しゃきしゃきした歯ごたえもいいし、お肉のじゅんわりとした食感も楽しめましたよ。これは、ごはんの上に乗っけてもいいし、菜っ葉でくるんでもいいし、もちろん、そのままお肉だけ食べてもいいし。いろんな食べ方を、それぞれできるってのがまた、いいところじゃないかなー。

 ホングルボングル食堂では1人分(肉200g)1万4000Wで、ごはんは別料金(1000W)。でも、女の子とは2人で1人分、ってぐらいのボリュームでした。

ボングルボングル食堂:大邱広域市中区トンイン洞1-322-2
              電話:053-424-6881
              営業時間:午前10時から午後10時まで
定休日:年中無休(旧正月・秋夕も営業です)

かんかんKOREAにテグ・大邱が仲間入り!!

 プサンとソウルの情報を中心に発信してきた「かんかんKOREA」にテグ・大邱の情報も加わります。テグはプサンからKTX(韓国の新幹線)で45分、ソウルからは1時間40分の街です。2011年夏に世界陸上が開催されたことでも知られていますね。もともと、朝鮮王朝時代にあたる400年前に「慶尚監営(キョンサン・カンヨン)」という道庁にあたる役所が置かれたことで発展したということで、今ではソウル・プサンに次ぐ韓国第三の都市だといわれています。

 そんなテグ、といえば思い浮かべるのが「りんご」。韓国ドラマでは、りんご(韓国語で「サグァ」)が「謝罪」の発音に似ていることから、カップルが「ごめんね」という代わりにりんごを差し出しいちゃいちゃしているシーンなんかがあるんですが・・・(そんなのを思い浮かべるのはのんのんだけでしょうか^^;)。

しかし!今回、ぐるプサメンバーで旅したテグはりんごだけじゃない魅力でいっぱいでしたよー。今後の情報発信をお楽しみに♪

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