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スターだって行かねばなりません!

お久しぶりです。
かんかんKOREAエンタメ班、久しぶりのアップは韓国の男性が避けては通れない軍への入隊について。

20歳代のKpopのアイドルたちや俳優にとってその時期をいつにするのかが大きな問題。特に若くて美しい肉体を惜しみなく披露しながら激しいダンスと歌で日韓のファンを虜にしているKpopのアイドルにとって、この2年間のブランクはとても大きいので、入隊時期をタイムリミットの30歳まで延長することが多いようです。
一般的には大学を休学して服務後再び大学に戻るというのが多いようですが、アイドルたちにとっては、20歳前半にようやくデビューして、もっとも忙しく世界中を駆け巡り売り出す時期なので、どうしてもその期間は避けることになりますよね。

今年は韓国芸能界、入隊ラッシュです。1986年生まれのスターたちが該当するのですが、この年は豊作というか、人気アイドルが多いんです。
3月31日に入隊したのはJYJのジェジュンにSUPER JUNIORのソンミン、俳優のチェ・ジニョク(ドラマ「九家の書」「パスタ」)。SUPER JUNIORではシンドンも少し前に入隊しています。
まだはっきりとした時期を表明していないスターには、ウリヒョンジュン(リダ)を筆頭に、東方神起のユノ、JYJのユチョン、SUPER JUNIORのドンヘとウニョク、俳優では
ユ・アイン(ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「チャン・オクチョン」映画「Antique〜西洋骨董洋菓子店」「ワンドゥギ」)、チェ・ダニエル(ドラマ「ゆれながら咲く花」「ファントム」映画「シラノ恋愛操作団」)などが。さらに1987年生まれまで広げるとBIGBANGのT.O.P、SUPER JUNIORのリョウク、2AMのスロン、JYJのジュンス、ソ・イングク。この年の俳優はスターが多く、チャン・グンソク(ドラマ「ファン・ジニ」「美男ですね」「ラブレイン」映画「きみはペット」)、

イ・ミンホ(ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」「シティーハンター in Seoul」「シンイ -信義-」)、
イ・スンギ(ドラマ「華麗なる遺産」「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」「キング 〜Two Hearts」)、チュウォン(ドラマ「製パン王キム・タック」「カクシタル」『のだめカンタービレ~ネイル カンタービレ』)という面々。

入隊するスターがいれば、除隊するスターも当然います。
既に昨年末に除隊している歌手SE7ENと俳優ユ・スンホ。これから除隊するのはSUPER JUNIORのイェソン、俳優ではソン・ジュンギ(ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」「根の深い木〜世宗大王の誓い〜」「優しい男」)、

イ・テソン(ドラマ「ロマンス・ゼロ」「イタズラなKiss〜Playful Kiss」「屋根部屋の皇太子」)。
ユ・スンホは除隊してもまだ21歳という若さ。俳優の場合はアイドルよりかは年令の制限がないというか、若いうちに入隊して、その後俳優として自身を磨くというのもありですね。ドラマ「太王四神記」や「善徳女王」で出演していましたが、これからはゆっくりと俳優の道に専念できますね。

このスター達がおよそ2年(21カ月)不在とは…!もうテレビを観る気力もなくなるってもんです…。
3月31日入隊の彼らの除隊は2016年12月30日なんだそう。あら、来年?私の年令になると、あっという間の1年9カ月だわと思うけれど...。ただ、若い人たち、特に恋人たちともなるとそうもいかないらしく、待てずに破局という話もよく耳にしますが…。
なにはともあれ、韓国の男性としての義務を無事に果たし元気で戻ってきて、そしてまたステキな姿を見せてほしいものです。

ロッテ免税店キャラクター2014年のラインナップは...?

韓国旅行での楽しみの一つはショッピング。定番の韓国のりやお菓子、韓国コスメなどのお手軽なものをあれこれ買うのはもちろん、海外旅行ならでは…免税店でねらっていたブランド品をゲット…という方も多いはず。
韓国で免税店といえばまずロッテ免税店が思い浮かぶと思います。インターネット免税店というのもあるんですが、とにかくロッテ免税店のホームページはとても楽しい!好きなスターの壁紙が毎月ダウンロードできるし、テーマ曲のMV(music video)を観たり月刊誌「THE LOTTE MAGAZINE」が読めたりと、エンターテイメント機能が充実しています。この豪華なMVは韓流ブームを後押しのために、企業ブランドのPRだけでなく、韓流を紹介するコンテンツとして制作しているというからすごい。
現在のMVです。「You're so Beautiful」
ホームページに行くとお目当てのスターごとに観ることもできます。

なんといっても免税店のキャラクターが豪華です!
現在のメンバーはソン・スンホン、チェ・ジウ、わがキム・ヒョンジュン(リダ)、チャン・グンソク、 2PM、SUPER JUNIOR、超新星、リン・チーリンの8組ですが、2014年のラインナップとして、新たにEXO、イ・ミンホ、パク・シネ、Eru(イル)が加わり、チャン・グンソク、わがキム・ヒョンジュン、チェ・ジウ、SUPER JUNIOR、2PMを合わせ計9組33人になるそうです。
毎年の契約のようなので、残ってるかどうか心配で、この時期ドキドキ…リダが残るかどうかね…。
今までの上得意だった日本の人気を考えてグンちゃんやリダは選ばれたと思うんですよ。特にグンちゃんは日本語パンフレット、フロアガイドなどで大活躍でした。今のお得意様はなんといっても中国。今中国で大人気のイ・ミンホパク・シネが選ばれたことには、その反応の早さにびっくり。というのも二人は韓国で放送終了したばかりのドラマ「相続者たち」で共演していて、中国で二人の熱愛の噂(両者とも否定)がながれて話題にはなったのです。二人とも中国では以前から人気がありましたが、今このタイミングで二人をキャラクターにするとは…おそるべし…。
EXOは今韓国で最も人気のあるK-POPグループでしょう。1月に発表される韓国2大音楽賞の大賞を受賞して、人気、実力ともにトップに。EXOは12名のメンバーで構成されていますが、2年前のデビュー当時は韓国で活動する「EXO-K」6名と中国で活動する「EXO-M」6名(4人が中国系)に分かれ、それぞれの言語で同じ曲・ダンスを発表していました。最初から中華圏を念頭において活動しているわけですから、人気がでるのも当然。そんな超人気グループを早速キャラクターに取り入れるんですから、さすが!日本では4月に初めてファンミーティングが行われますが、すでに追加公演がきまり10万人規模のイベントになるようです。
歌手Eru(イル)はインドネシアで人気があるんですね。彼のヒット曲で「黒いメガネ」のアルバムがインドネシアで大人気なのだそう。余談ですが…この曲のMVには若い頃のリダが出演しているのでーす!

とういうことで、今後このメンバーで新しいミュージックビデオを制作し4月に公式FacebookやYouTubeで公開される予定なので、チェックですね。

行ってきました!K-popフェスin 熊本!

6月2日に九州で大きなK-popのイベントが開催されました。「K-pop FESTIVAL 2013 in KUMAMOTO」
「火の国 熊本を更に熱く。
初夏に送る K-POPフェス!!
2013年6月2日、K-POPシーンを熱く盛り上げているビックアーティストが火の国 熊本県に集結。
韓国での大人気番組「人気歌謡」を誇るSBSが、夏のスタートを盛り上げる野外フェスティバルを開催」
なんだそうで、出演者は2PM、KIM HYUN JOONG、T-ara、T-ara N4、Secret、Girl's Day、 MYNAME、Boys Republic、F.L.A.T From DA PUMP。なっ、なんと、わがキム・ヒョンジュン(リダ)の名前が!えーっ、熊本に来るの?本当にー?本当なら行かねばならんが…ガセ?しかも場所が熊本カントリパーク?2万5千人収容でオールスタンディング?「出演者は変更になる場合があります」の一文がひっかかるも、同じ九州、行かない訳にはいかない!ということで、行ってきましたー!大手旅行会社がさっそくバスツアーを準備。チケット付バスツアー、チケットなしバスのみとか、車で来る人のために、会場からはなれた駐車場からのシャトルバス、熊本駅からくる人たちのために会場までのシャトルバスなどなど、いろんなパターンが準備されて、私はすでにチケットはゲットしていたので福岡からのバスのみツアーに参加!

そもそもリダソロのコンサートではなく、たくさんの出演者が参加するフェスというのが初めてで、バスの中はいろんなアイドルのファンが乗っているので年齢も様々。持ち物(ペンライトなど)や会話をチェックしてみると、どうもリダペンはあまりいない気がする…完全アウェー。
肩身の狭い思いで約2時間、会場に到着!駐車場にはどこから集まってきた?と思うほど観光バスがズラリ!最近の日韓のゴタゴタなどまったく感じさせない想像以上の人気!くまもんもいるよー!

チケットにはブロックと番号がふってあり、ブロックは一番前、でも自分の1000番台の番号に胸騒ぎ…どのあたりなんだ?そもそも座席がないのに…?
会場の時間になるとブロックごとのプラカードが立っていてそこに集合すると番号順に並ばされ…このまま入るのかと思いきや、チケットブースを過ぎたら、みんな猛ダッシュ。えーつ、早い者勝ちですかー?番号順に並んだ、その意味はー?などと突っ込む間もなく、私もながされるままにいつの間にやら座席(立ち位置?)へ。ぎゅうぎゅう押されながら、たどりついた席は思った以上にステージが近い!
今回韓国のテレビ局SBSが主催で韓国でのテレビ放送もあるためカメラも入ってました。なんだか熊本でのフェスとはいえ、全体の雰囲気が韓国っぽいゆるーい感じ。撮影はダメって事前の注意があったのに、普通にスマホを頭上にかかえてたし。日本でのコンサートではスマホなどをさわろうもんなら、係の人がだーっと走ってきて注意されますよ!韓国の歌番組観てると放送中でも客席のお客さんが普通にステージ上を撮影してますからね…まさにそんな感じでした。始まる時間もカメラアングルの調整とかで1時間以上遅れてのスタート…。一組20分で4曲のステージ。MCは日本語あり韓国語あり。通訳は入りませんでした。

さてリダのステージは5番目。ずっと立ちっぱなし、足腰が痛い…座りたい…と思ったときに登場ー!…とにかく疲れもすっ飛ぶ幸せな20分だったのでした。ここまで来てよかった…この時のことは自分のブログで思いっきりアップしたので、ここではこのくらいで…。
今回初めてガールズグループのステージを生で観たんですが、テレビで観るより、可愛い!とくにSecret。テレビでみるとぽっちゃりなんだけど、実際は細くてとても可愛かったです。
そしてラストは2PM。今回バスの中でも会場でも一番人気でしたねー。男性のファンもたくさんいました。オーラスの曲は「Hands up」。会場が一つになってハンズアップしてました。思わず私もハンズアップして歌うー!リダペンの私でも納得のラストでした。2PMサイコ―!ちがう、ちがう…リダサイコ―…。

韓国の不思議...ラーメン持参でコンサート?

久々の登場です。
実際の釜山を足で回り着々と情報をアップしている実務派ののんのん隊員と違って事務方とでも申しましょうか、韓国エンタメ担当の私は、ひたすら毎日CSで韓国番組を観る…ということをやっているのです!…と言い訳のような入りから…。

そんな事務方の私が番組で見つけた韓国らしいネタを!
CSでは例の日韓のゴタゴタで韓国ドラマなどがかなり減るのではと言われてましたが、今だに、その気配はありませんね~。むしろ増えてるような…。
ホームドラマチャンネルでは、二月はわがキム・ヒョンジュン(リダ)を特集してくれています!彼の出演番組を8番組12本放送という豪華さ!
http://www.homedrama-ch.com/korea/kimhyunjoong/

その番組の中のひとつに「2011愛分かち合いコンサート」(韓国SBS 2011年11月放送)と言う寄付活動を支援する毎年恒例の公開歌番組がありました。
恵まれない人びとに愛を分かち合いましょう!という趣旨の番組ですね。
日本で言うところの「愛は地球を救う!」...みたいなものですかねー。番組自体は今をときめくk-popのアイドルたちが何組もでて持ち歌披露の豪華なコンサート仕様。
日本なら、会場にくる観客が大人も子どもも貯金箱などを持ってきて募金するところですが、韓国「愛分かち合いコンサート」はなんと!観客のみなさんは入場時に持参したラーメンを寄付!
韓国の方がこよなく愛するインスタント麺を...!?
これもらっても小さな子ども、お年よりにはきついんじゃないか...?

そういえば、好きなスターのコンサートなどのイベントにファンはお花を贈りますね。韓国でも大きな花輪があったり、日本のファンが贈ったフラワーアレンジが飾られたりしていますが、最近のトレンドとしましては、すぐに枯れてしまう花ではなくお米を贈るようになりました。
スターによっては何トンというお米が集まるんです。
そしてそのお米はそのまま慈善団体に寄付されるのですね。
ファンからのお米ですけど、寄付したのはスターなので、話題になれば、ファンとしてもプレゼントしがいがあるってもんです。

ドラマのセリフでも、スターのコメントでも「ごはんは食べた?」「しっかり食事をして元気で!」など、必ずと言っていいほど相手の食事を気にかけます。食べる事をとても大切にする韓国ですから、ラーメンにしてもお米にしても、もっとも大切で直接的な贈り物なのかもしれません。

この番組を観ながら、会場に袋麺持って入る人々を想像して不思議だった私...
本当にまだまだ知らない事がたくさん!
これだから、韓国番組を観るのはやめられない...と最後も言い訳のような...。

メリークリスマス♪ クリスマスは東方神起でした

 ステキなイブをお過ごしでしたか?メリークリスマス☆きのうのイブに引き続き、この1年の感謝を込めてきょうはコチラの写真♪どちらも韓国のコスメショップの看板なんですけれど、ファンにとってはたまらないですよね。ついついそのお店でいっぱい買って、おまけのポスターとかを期待したりして^^;

メリークリスマス♪リダ...バージョン2

のんのんさんがクリスマスプレゼントの素敵な画像をあげてくれました。
http://www.kankorea.com/item_380.html
SS501のリーダー、キム・ヒョンジュン(金賢重Kim Hyun Joong)リダの愛称で呼ばれています。リーダーだからリダ。韓国ではコーヒーがコピ、コピーがカピ、基本、単語の音はのばさないです。
SS501にはもう一人キム・ヒョンジュン(金亨俊Kim Hyung Jun)がいてこちらは一番年下でマンネ(末っ子)と呼ばれリダと区別されています。
私が好きなのはリダ・ヒョンジュンの方です♥

のんのんさんのあげてくれていた画像では少女時代のソヒョンと一緒。
ソヒョンは少女時代のマンネなんです。
よくK-popのアイドルたちが自己紹介のとき「私はこのグループのマンネ、◯◯です」と言ってますのでチェックしてみてくださいね!

この看板は「The Face Shop」でリダはキャラクターの一人ですが、他にも「ロッテ免税店」のキャラクターもやっています。
「ロッテ免税店」はチャン・グンソク、ソン・スンホン、チェ・ジウ、ヒョンビン、BIGBANG、2PM、JYJ、キム・サランとキャラクターの顔ぶれも豪華。
ホームページにいけば、毎月変わるキャラクターごとの壁紙がダウンロードできます。(メルマガ会員登録の必要はあり)
http://jp.lottedfs.com/
ちなみに12月のリダはこれ!
クリスマスバージョンですね♪


毎月2パターンあってもう一つはこれ。
毎月変わるお気に入りスターの壁紙はいかがですか?

メリークリスマス^^ リダでイブ☆

 クリスマスイブですね。ことしもあとわずか・・・。この1年、「かんかんKOREA」を応援してくださったみなさんへーリダ(キム・ヒョンジュン)の写真を・・・(って、のんのんさん、これで、クリスマスプレゼントごまかしてます・・・^^;)えへへ。

 あすのクリスマスにもアイドル写真が続きます♪あしたはだれでしょねー♪(マルマルモリモリ風に)

お久しぶりのK-pop講座 ラストOST編

随分ご無沙汰しています。
初めてプサンへ行ってきました、2カ月前…(って!)。
のんのんさんとぐるプサ+釜山映画祭の取材で。
その報告もすっかり遅れているのですが、
その前にどうしても片付けておかなければならない事が。
そうです。私の担当K-pop…その講座の最終回。
途中日韓文化比較みたいになっていたK-pop講座ですが、
最後はドラマのOST(オリジナル サウンド トラック)編です。

第1回目の講座「バラード」のときバラードの帝王シン・スンフンさんが
OSTに参加した初の大物歌手だと学びましたが、
韓国ではOSTはあくまでもドラマをもり立てるバックミュージックであって、
CDはあるけれど、それほど売れる事はなかったんです。
そもそもOSTの歌手は「顔のない歌手」と呼ばていました。
外見の美しさを重要視する韓国で、歌はうまいけれど、見た目が今ひとつな(失礼な話ですが…)歌手が多くOSTに参加していたんですね〜。
それが韓流ブームで、「冬のソナタ」が大人気。OSTも売れに売れ、
テーマソングを歌ったリュウさんも韓国では人気がなかったのに、
日本の冬ソナブームで一躍人気ものに。
この流れをうけ、OSTにアイドル、大物歌手が参加するようになってきました。

私のオススメは、ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」のOST。
ドラマは小説「成均館儒生たちの日々」が原作で女人禁制の成均館に男装して入学したユニとそこで出逢った学友とのドキドキないろいろ…。韓国ドラマ初出演のJYJ、ユチョンが主演したことでも話題でした。
OSTにはもちろん、このJYJのユチョン、ジュンス、ジェジュンの3人が参加。テーマソングやソロで素敵な歌声を披露していて豪華なOSTに仕上がっています。

今回、韓国ドラマの事でおもしろい話を先生にお聞きしました。
韓国ではドラマは「だからどうなったか」ということが重要で、結末がはっきりしないといけないようです。曖昧はダメなのね…。
そして主人公はどんな状況にあっても、一途な愛をつらぬくのが王道なんですって。
色んな困難な中、他の人に愛されても最終的には主人公は一途に一人の人を想いつづける!
「花より男子」は花沢類(ジフ)の方が絶対幸せになれるはずなのに、道明寺(ジュンピョ)を想い続けるつくし(ジャンディ)。
韓国で視聴率高かったのもうなずける…。
反対に「バリでの出来事」はそれを覆す内容で大反響を巻き起こしたそうですよ。

さて6回のK-pop講座は今回で終わりです。
脱線した回もありましたが、とても楽しい講座でした。
この講座は定期的に募集しています。「ポジャギ」など他の講座もあります。
詳しいことは韓国観光公社「KOREA PLAZA」で。
http://visitkorea.or.kr/jpn/MA/MA_JA_9_1_2_1.jsp

K-pop講座...ダンス歌手というジャンル

今回のK-pop講座はダンス曲についてでした。バラード曲に対してダンス曲。最近のK-popのアイドルたちはほとんどが踊って歌ってというスタイルなのでダンス歌手ってことになるんでしょうね。デビュー前から訓練生としてダンス、歌を特訓して色んなコンセプトでプロデュースされたグループを作っていきます。

韓国で初めてプロデュースして作ったダンス曲アイドルグループは1996年デビューの5人の男性グループ『H.O.T(エイチオーティー)』です。ダンスとラップで若者から大きな支持を得ますが、兵役、契約問題で、2001年には解散をします。その後は3人と2人に分かれて歌手活動を続けますが、これってまるで今の東方神起とJYJですね。韓国の契約問題ね~…これはまた別の機会に。今は個々人ででそれぞれ活動していて、バラエティや歌番組に出ています。
韓国ではコンサートなどで、ファンがお気に入りのアイドルを応援するときにアイドルごとに決まった色の風船を使いますが(この色は他のアイドルとかぶってはいけない)、この応援スタイルは『H.O.T』が最初なんだそうです。『H.O.T』のカラーは白。ちなみに東方神起はパールレッド、少女時代はピンク、我がSS501はパールライトグリーンです。最近はアイドルの数が多すぎて風船の色にも限りがあるし、風船ではなくペンライト等を使います。

この『H.O.T』のライバルグループとして作られたのが『G.O.D(ジー・オー・ディー)』。ピやワンダーガールズ、最近では2PM、2AMをプロデュースしたパク・ジニョンが最初にプロデュースしたグループで、『G.O.D』により韓国音楽がティーンエイジ化したと言われています。


最近の韓国アイドルの日本デビューの勢いがすごいことは以前お話しましたが、この当時も日本は視野に入っていて、『H.O.T』も日本進出する予定でした。avexからもアルバムが出ています。ただ当時まだ兵役を終えていない男性の海外活動は難しく、この計画は断念されます。代わりに女性3人組『S.E.S.(エスイーエス)』が日本デビュー。『S.E.S.』は海外向けにつくられたアイドルグループで歌唱力のあるメンバー、英語が出来る在米韓国人、日本語ができる在日韓国人で構成されました。その当時男性アイドル全盛の中で初めて女性グループとして成功したグループなのだそうです。それでも日本での人気は今ひとつ伸び悩み(アイドルとしては年令が高すぎる)、所属事務所のSMエンターテーメントはその時の失敗を、その後のBOA、東方神起、少女時代に活かし、送り出して行くんですね。
韓国では『S.E.S.』の人気を受けて、ライバルの女性グループがたくさん生まれます。その一つがDSPメディアの4人組の『Fin.K.L(ピンクル)』。メンバーのイ・ヒョリはソロ歌手として今でもトップにいますし、ソン・ユリは女優として活躍しています。SMエンターテーメントとDSPのライバル関係はSMの東方神起に対してDSPはSS501少女時代に対してはKARAと続く訳ですね。なんだか韓国アイドルグループの歴史みたいになりましたが、今まで出てきたグループはダンス歌手ということになります。ソロで活動しているイ・ヒョリもセクシーなダンス曲でいつも話題です。

現在バラード曲、バラード歌手として有名なペク・チヨンさん。『OST(オリジナルサウンドとラック)の女王』と呼ばれています。最近ではイ・ビョンホンのドラマ『アイリス』の『忘れないで(잊지말아요)』でご存知の方も多いと思います。伸びやかなつやのある声と抜群の歌唱力でドラマを盛り上げます。そんな彼女は1999年にダンス歌手としてデビューしました。かなりセクシーに激しく踊って歌うMVを観ましたが、今の彼女からは想像がつきませんでした。その後不祥事で芸能界を一時引退、その後2006年にカムバック。このときはバラード歌手として戻ってきます(+整形…というのが韓国らしいですね)。これが大成功…今に至る…。
ダンス歌手からバラード歌手というようにジャンルはしっかり分かれているんですね。日本ではここまで明確に分けてない気がするけれど、アイドルが演歌歌手に転向というのと同じようなものですかね〜?

韓国ミュージカルはいかがでしょう?

最近韓国ミュージカルの話題をよく耳に(目に)します。しかもK-popのアイドルたちが主要キャストで参加することで新たな観客層を増やし、ミュージカルがおおいに盛り上がっているようなのです。
昨年JYJのジュンスの出演で話題になった「モーツァルト」が今年再演されました。ジュンスの歌唱力は定評があるので、四人交代のモーツァルトでしたが、高い評価をうけ今年の再演になりました。日本からの観劇ツアーなどが組まれて今回もたくさんの方が観に行かれたのでしょうね〜。
昨年は東方神起のユンホが出演した「宮」も大人気でした。「宮」は韓国の少女漫画が原作の人気ドラマ「「宮~Love in Palace」をミュージカルにしたものです。

もしも今の韓国でまだ王室がつづいていたら…?という設定。ドラマでは現在入隊中のチュ・ジフンが皇太子シンを演じて大人気でしたが、この役をユンホがやって日本からの観劇ツアー参加者は5000人を超えたらしいです。

そして、この大人気ミュージカル「宮」が6月には日本で公演されました。
日本でのシン皇太子役は、ダブルキャストで、SS501のキム・キュジョンがキャスティングされました。SS501は東方神起と同時期にデビューして日本にも長期間滞在して活動していたこともあり人気も高いので、「宮」の人気と相まって20日間ほどの公演は大好評のうちに千秋楽を迎えます。
サウンドトラックがでているんですね。

しか〜し、注目すべきは、会場です!なんと、歴史ある京都四條南座なんです。歌舞伎や落語、演劇、大御所演歌歌手の公演などなど…そこで韓国ミュージカルが観劇できるようになったなんて〜感激(お約束…)
と、そこで私はすぐにわが福岡に思いを馳せ…福岡には「博多座」があるじゃないか!と。博多座に韓国ミュージカルを誘致したらいいのにと思った訳です。なにもミュージカルじゃなくとも、K-popのファンミーテイングなどでも全〜然構いませんが…。

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