- 2015-05-19 20:56 by のんのん
- 日本の中の韓国
韓国のステキに出合う、をキーフレーズに私たちを楽しませてくれた雑誌「スッカラ」。6月号で、通算96号で休刊するそうです。さびしいな。
ちょうど、創刊から10年になるそうで、近くて遠い国、といわれたお隣り・韓国との距離がぐんぐん近くなる中、「スッカラ」は韓国の情報を素敵な写真と文章で伝えてくれました。特に「手仕事」の特集は毎回、楽しみで、ポシャギなどの美しさ、ナムルやジョンなどおいしい韓国ごはんを作ってくれるアジュマたち・・・奥深い韓国の魅力をたくさん知らせてくれました。
日本も韓国も、世界も、この10年で大きく変わりました。変化の最中、一途な変わらざるものこそが、曙光を放ち、冷えた空気の中に温かみを与えてくれるのではないでしょうか。(文・郭充良 「スッカラ」3pより抜粋)
何度も、冷たい波をかぶり、揺れてきた韓国との関係。この荒れ模様がいつまで続くのか、光が見えないこともありました。でも、やっぱり、「お互いを知る」ことからしか、始まらないよね、すごいなー韓国、さすがだねー韓国、という尊敬の気持ちから近づき、仲よくなるんだ、ということを示してくれた、示し続けてくれた雑誌でした。
本棚には創刊号から96冊が並び、これから97冊目はないんだな、と思うとさびしい気持ちでいっぱいですが、でも、ありがとう&そして、また、こんなあったかい雑誌が出てくれるといいなぁ、と思ってやまないのでした。
- 前の記事: おうちで豚キムチ