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ソウル
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久しぶりのソウルで鶏一羽
福岡からはソウルも釜山も近い外国ですけど、どうしてもより近い釜山の方が気軽な感じがして、ソウルにまでなかなか足をのばせなかったのですが、今回ひさしぶりに友人とソウルに行ってきました!
目的はというと…入隊中のウリ・ヒョンジュンの面会…とはいかず...久しぶりのソウルで美味しいものを食べたい。ソウル初日の夜ご飯に、タッカンマリが美味しいと評判のお店、陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ(진옥화할매원조닭한마리/チンオックァハルメ ウォンジョ タッカンマリ)へ。
東大門駅近くのタッカンマリの専門店がならぶ「タッカンマリ横丁」にあって、その中でも一番人気のこの店。とてもそんな人気店があるところとは思えず、まちがったのでは?と不安になるような薄暗い路地を進むと、あかりの先に人影が…。夜の9時過ぎとはいえまだまだ暑い中、たくさんの人がこの店の座席待ちしてたのです!レジで何人かを伝えると番号が割り当てられ、店の入口の電光掲示板にその番号が出るのを待つというシステム。大学病院とかの薬待ちみたい…。
メニューはとにかくタッカンマリしかないので、席につくとすぐに洗面器(あるいは洗い桶)のような鍋がコンロに置かれます。スープに鶏一羽とネギが入っただけのシンプルな鍋。私たちは3人だったから鶏は一羽で十分だけど、じゃがいも(カムジャ)とトッポギ(トッ)を追加。店の一角に置いてある白菜キムチは自分たちで好きなだけ持ってくるシステムです。鍋があったまるまでキムチをつまみにビールを一杯と思って食べてみたら、これがすっぱくてとてもこれだけでは食べられない。このキムチは鍋用ですね。
鶏はお店の人が頃合いをみてはさみでバチバチ切ってくれます。
醤油、酢、唐辛子やニンニクなどの薬味タテギで自分好みのタレをつくったら、あとはひたすら鶏を食べる!シンプルなんだけど、後をひくんですよね。日本のポン酢で食べる水炊きと似てるようでまったく違う…。真っ赤なタテギは見た目ほど辛くなくうま味が凝縮していて、これがおいしさのポイントなのかなと。テーブルにはゆるめに溶いたマスタードが置いてあって、これを入れるとさっぱりしてまた食欲が増します。
〆には麺(ククス)を。乾麺でしたが、これをそのまま鍋に投入。チキンスープを吸った麺を同じタレにつけていただきます。ぬめりが出るので麺の追加はダメらしいので最初に考えて注文してくださいねー。
となりの韓国人カップルが鶏を食べる合間に鍋から直接それぞれのスプーンでスープをすくって飲んでいて、味がついてるわけでもないのに?と不思議に思って、気になって真似してみたら…これがおいしい!薄味の上質なチキンスープ。これを飲まないのはもったいないってもんです。
3人で鶏一羽...おなかいっぱい。ビールもたっぷり飲んで、3人分が5000円しないんだから、安いですよね〜。あーまた食べたい!
カニのうまみをごっそり、いただきます~カンジャンケジャン
「カンジャンケジャン(간장게장)」とはカニのしょうゆ漬けのこと。聞くだけでおいしそうなメニューでしょ。生のワタリガニをそのままどぼん、としょうゆベースのたれに漬けているということで、新鮮さが味に直結しそうな一品です。(こちらの写真は、プサン・南浦洞の「 クンチプ(큰집) 」のカンジャンケジャン)
プサンにもカンジャンケジャンを出すお店はありますが、どうやらソウルの方が有名店が多いみたい。特に新沙洞駅周辺にいっぱいお店があります。「新沙カンジャンケジャン通り」なるものもあって、そのあたりはお店が集中。呼び込みもあって、どのお店に行けばいいのか、ちょっと悩みます・・・(前に、ソウル駐在だったお友だちに連れて行ってもらった路地奥のお店はおいしかったんだけれど、すっかり場所がわからないーー)。だいたい、いくつかのお店を入り口から覗いて、雰囲気で選んだんだけれど、まぁ、よかったなー。
「小」のお皿で5万Wぐらい。お行儀は悪いけれど、カニの足をちゅーちゅー吸ってみると、カニの身のうまみと甘みがぐわーーっと口の中に広がります。しょうゆがいい具合に味を引き締めていて、そのままでもおいしいし、ごはんと一緒にいただくと・・・これは止まらない!!!(だから、カンジャンケジャンのことを「밥도둑(パプ・トドクッ/ごはんどろぼう)」というのですって)
毎回だけど、食べ物の記事を書くと、おなかがすいて、食べたくなるよ・・・
水原といえば、カルビだ!
ソウルから列車で1時間の水原(スウォン)といえば、華城(ファソン)と並んでもう一つ、有名なのがカルビなんです!あーもーーー写真を見ているだけでおいしいそうでしょ♪ 水原のカルビは「王(ワン)カルビ」といって、大きいのが特徴ですよ。網にどどーんと、乗せられました。これ、食べきれるかなーと心配になるほどの大きさです(食べちゃいましたけど・・・あはは^^;)
生カルビ(センカルビ・味付けなし)と薬念(ヤンニョム)カルビがありまして、両方注文して、焼きますー。お店のおばちゃんがときどき、見に来てくれて焼き加減をチェック!そろそろだよーと合図をもらったら、サンチュ(菜っ葉)などに包んでいただきます。でも!ここで気づいたことが!韓国の焼肉って、サンチュやエゴマの葉などに包んで、味噌(テンジャン)などをつけて食べるのがおいしい!と思っていたけれど、このカルビはそのまま食べてもおいしいんですよ。というより、ほかの味がするのがもったいなくて、そのままぱくぱく、食べちゃいたいぐらいの味でした。もぐもぐ。これはまた、食べたくなる味です。
ソウル・広蔵市場へゴー!
夜の広蔵市場(カンジャン・シジャン)。これでだいたい、10時過ぎてたかな。でも、賑わってます。みんな、飲んでる、飲んでる!マッコリや焼酎を酌み交わしながら、チヂミやスンデをつついていましたねー。楽しそうです。
広蔵市場は、最近ののんのんのお気に入りで、ソウルに行くと必ず行ってるかも。お昼に行ったときは、だいたい野草のビビンパを食べますよー。とってもおいしいし、なんだか、身体の中がキレイになっていくような気もするのです。それから、石臼でごりごりつぶして作っている「ピンデトッ」(緑豆のチヂミ)の屋台などをぶらぶらするのも楽しいですね。
もちろん、市場のお店には韓服や韓国の薄いお布団や食器などが売られているので、そこをうろうろするのも楽しいですね。もちろん、デパートなどよりずーっと安いですからね☆
ソウルの横丁でタクハンマリ
のんのんの韓国リポート続きます^^
ソウル・東大門市場の近くにある横丁「タクハンマリ通り」。タクハンマリ、とは닭한마리、つまり鶏1羽、という意味なんですけれど、韓国風の水炊き料理のことを指します。もともとは郷土料理だったそうなんですけれど、ソウルのこの通りにはタクハンマリのお店がずららと並んでいるんです。日本の水炊きもそうですが、このタクハンマリも鶏を1羽、丸ごと煮ていただく、というとても単純な料理ながら、なかなか、美味しいものですよー。
さっそくお店に入ると、注文するまでもなくお鍋がどーんと置かれ、店のおばちゃんが大きなハサミで鶏をバキバキと切ってくれ、火をつけ、ぐつぐつ。中にはネギと韓国のお餅(トック)やじゃがいもが入っていて、これで基本料金1万8000W。ここにこのお店ではニラやら朝鮮人参やらを追加で入れてくれました。鶏1羽でだいたい、女子2~3人にぴったり、というところでしょうか(シメを含む)。
そして煮立ったら、酢醤油を作って、そこにタデギ(唐辛子やにんにくなどをあわせたもの;韓国ではよく出てきます)や細かく刻んだネギやにんにくをお好みで入れて混ぜておきます。これがタレになります。あとは、もう、黙々と食べるのみ。お肉はもちろん、スープもとってもおいしかったーー。
そして、シメは麺にしようと、乾麺を追加で注文して、いただきましたー。いつも韓国では生の麺を気に入って食べていたんですけれど、乾麺もなかなかうまいやん!と改めて思う味でした。これはスープが本当においしいからだよね。ごはんを追加して、雑炊にするという手もありますよ。これは悩むところだね・・・麺は1人分頼んだけれど、1人で1人分ぐらいぺろりといけたかも!?おなかいっぱい、鍋&シメの麺を食べて、ちょっとビールも飲んで、これでだいたい1人1万5000Wぐらい(日本円にして1000円ちょっと)だから、ホント安くて、おいしいよ!
こちらがそのタクハンマリ通り。東大門市場から歩いていけますが、ちょっと路地の入口が分かりにくいかも。お店にはテレビの取材受けました!とか、日本の芸能人が来ました!(最近、ご結婚なさった有名モデルさんとかね^^)とか書いてあって、それもなかなか、興味深かったよ。
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ソウル カフェショーにも行ってきました!
- 2011-12-19 by のんのん
- 遊ぶ , 食べる ( 伝統茶・カフェ・スイーツ )
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テグ&ソウルの旅の目的の一つが11月24~27日に開かれていたカフェショー。江南のCOEX(コエックス)のホールでどどーんと開かれていました。今回がちょうど10回目、ということでコーヒーから紅茶の材料はもちろん、焙煎の機械とかパッケージとか、いろいろサイドメニューとかのお店がずらりと並んでいて業者さんではないけれど、カフェ・喫茶店好きののんのんとしてもなかなか興味深かったです。
いまや日本の10倍ぐらいカフェがあると言われているそうで、その数字はともかくとしても、確かに韓国ではカフェブーム。ホントに増えているなぁと思います。10年ぐらい前、韓国でコーヒーというと甘い自動販売機の300Wぐらいのミルクコーヒーで、ドリップなんて見かけなかったですものね。『ぶらり仁寺洞』で取材したドリップコーヒーを出すお店では、「せっかく淹れても水で薄める人もいますよ」っておっしゃっていたことを思い出します。ホテルの喫茶店でアイスコーヒーを頼むと・・・?????ってほんと、うすーい色つきの水、って時代もありましたよね。そこから比べると、本当に韓国でもコーヒーって一気に広まったんだなぁと感じます(それでも、今でも水で薄められますよ、って業者さんもカフェショーで聞きましたけれどね^^)。
そんなカフェショーでのんのんが特に注目したのが、このアイス。ショーケースを販売・レンタルする業者さんだと思うのですが、アイスクリームのディスプレイが本当にステキ!日本だとぽこぽこってちょうど、スキーのモーグルの小山のようにアイスを形作るスタイルしか見たことないんだけれど、カフェショーで展示されていたのはフルーツやチョコレートなどでデコレートしたアイス。ショーケースに飾っているのを見るだけで本当に楽しくて、どれにしようか迷うぐらいでした。日本でもぜひ、こんな風にしてほしいなぁ。
それから、このパッケージ。これはハーブティだったんだけれど、プレゼントでゼッタイ、パケ買いしちゃうね。見てるだけでカワイイ。日本も決してダサいパッケージじゃないけれど、なんか、韓国って女子ココロをくすぐるものが多いんだよね。うろうろして、試飲して、またうろうろって・・・ホント、楽しめたなぁ。こんな展示会って意外といいかも。ことばが分からなくても楽しめるし、なんといってもおいしい☆
韓国でもスタバのマーク、変わってます
- 2011-08-08 by のんのん
- 街歩き , 食べる ( 伝統茶・カフェ・スイーツ )
- コメント: 0
ソウル・広蔵市場のビビンパ
韓国のちょっとツウなグルメ観光番組ではよく紹介されているのが東大門市場の近くの広蔵市場(カンジャン・シジャン)の麦ご飯ビビンパ。のんのんも、テレビで見て、「これ、食べたい!」と思っていたのでした。
市場の中はずらーりと屋台が並んでいるのですが、ちょうど通りが交差する中心に行けば、ビビンンパのお店がどのあたりに集中しているかすぐにわかるはず。いっぱい並んでいます。どこに座ろうか、迷うところですが、のんのんは「テレビ局もこーんなに取材に来ました!」ってところをなんとなく、選んでしまいました^^; ミーハーかなー。
カンタンなテーブルとベンチだけがある屋台に野菜がこーんなにこんもりと10種類以上並んでいます。アジュンマ(おばさん)にボウルに麦ご飯(ボリパプ)とコチュジャン、テンジャン、そしてごま油を入れてもらったら、あとは好きなだけここから取ってビビンパにできるのです。とーってもヘルシー(韓国でいう「ウェルビン」)でしょ。
ビビンパは、混ぜれば混ぜるだけおいしいからね。もういいかなーと思ってからさらに10回、混ぜるといいですよ。で、このお味!!普段のビビンパより、いろんな味が複雑に絡み合っててさらにおいしい!どの葉っぱかわからないけれど、ぴりっとした苦味。これがよかった。この苦味は普段のビビンパに入ってるぜんまい、もやし、ほうれんそう、たまごやお肉などで感じることがない味だよ。なんか、春のパワーをぐぐんとカラダに入れる、という意味では日本の七草がゆのような感じだね。
ありました!!!レッドマンゴー
- 2009-04-03 by のんのん
- 食べる ( 伝統茶・カフェ・スイーツ )
- コメント: 3
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