ソウル
インチョン国際空港の地下がすごかった!
きょうから韓国のたびに出ているのんのんです。最新の現地情報を随時、アップできるようにがんばります^^
さて、ここは韓国の空の玄関口・インチョン(仁川)国際空港。普段は、1階の到着ロビーのついてすぐリムジンバスに乗って市内へ、逆に帰国のときも3階の出発ロビーについてすぐに出国審査を受けて免税店へ、ってコースでなかなか空港の中をゆっくり見ることができていなかったんですね。
前からいろんな人に「インチョン空港の地下って、結構、いいよ」って言われてもいたので、ちょっとぶらぶら見学してきました。
とはいえ、腹が減ってはいくさはできぬ!?まずはごはんでしょ。地下通路には食堂やフードコートがあって、だいたい1万Wぐらいでビビンパや定食類、スープ類がいただけるようですね。スターバックスもありました。それで、その中の一つ、「ポンピヤン」というお店に入ってみました。ソルロンタンを食べようかなーと思って入ったのに、メニューに「ヌグンジ(古漬けキムチ)」というのを見て思わずキムチチゲを注文しちゃいました^^; 最近、ヌグンジが気になっているんです。
このお店、ソルロンタンやお肉類が有名みたいです。でも、キムチチゲも辛いけど、すっぱいけど、でもおいしい!という期待通りの味でした。お店には大韓航空の制服を着た女性なんかも食事に来ていて華やかな雰囲気でしたよ。
そして、ごはんを食べて、うろうろしていたら見つけたのがアイススケート場!!!びっくり。空港にスケート場!?子どもたちが楽しそうに滑っていました。この地下から空港鉄道に直結もしているし、実はレジャー施設としても楽しめるのかも知れませんけれどね。このほか、オシャレな雑貨屋さんとかドラッグストア、それに美容院やサウナ、仮眠室、ネイルサロンなど空港で1日、ゆったりできちゃうんじゃないかなーと思えるほどの充実ぶりでした。
ふだん、空港って通り過ぎるだけどこうしてうろうろしてみると面白いね。
KTX、座席予約がタイヘンなんです(涙)
何のポスターでしょうか!?
ずらりと並ぶ顔写真。ソウルの地下鉄に張ってあったんですけれど・・・これ、塾の講師陣の顔写真なんですね。日本以上に厳しいと思われる韓国の受験競争。知り合いの学生たちなど、12時まで塾は当たり前。土曜日の午後意外はすべて勉強!という学生もいましたね。
日本では今月初めに大学入試センター試験が終わり、これからが受験シーズンですが、韓国では11月に日本でいうセンター試験(韓国では「大学修学能力試験・スヌン」があります。この出来次第で、希望の大学にいけるかどうか、という大きな関門です。11月中旬の平日・木曜日にあるこの試験なのですが、人生のすべてを決めてしまうかも知れない試験への気の入りようは国家レベルで、出勤の時間を遅らせたり、遅刻しそうな学生をパトカーが!?送り届けるなんてニュースもありましたね。
そして、日本の「トンカツ」なんかと同様、験かつぎもたくさんありますよ。のんのんの知り合いのところには、試験が近づいたら親戚が「飴」と「餅」を届けていました。これは両方がベタベタしているから「志望校にくっつく」という意味を込めているんですね。でも、あまりにおうちにお餅がいっぱいになったから、ってのんのんもおすそ分けしてもらいましたよ。よかったのかな?
昔は大学の門や壁に受験生の親(特にお母さん、ですね)が飴をべとーっと貼り付けて大変だった、という話も聞いたことあります。 あと、韓国みやげの定番・辛ラーメンはこのときだけ「信」ラーメンになったりするらしいですね。
韓国の受験生はもう、ほぼ進路も決まり3月からの(韓国の新学期は3月なのです)新生活に胸をふくらませているのでしょう。そして、日本の受験生の皆さんは、あと少し!がんばってくださいね。ファイティン!
ソウル・フィルの演奏会へ行ってきました!
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(SPO)の演奏会に行ってきました。指揮は2005年からSPOの音楽監督を務めるチョン・ミョンフン。
演目はドビュッシーの交響詩「海」とマーラーの交響曲1番「巨人」。
座席は前から3列目で、実際座ってみるとステージに近っ!しかも指揮者台のすぐ後ろ。
まずはドビュッシーから。
盛り上げて盛り上げて、ラストに向かってドラマチックになる演奏に、終わった後は感動して思わず涙がぽろり。1曲目からこれでマーラーは一体どうなるの?
そして、マーラーの1番。
1楽章は朝の静けさの中に小鳥のさえずり…そんなスタートですが、その後は弦楽器がメロディーを奏で…この辺りからオケのメンバーそれぞれの陶酔感といいますか、各人がソロ奏者のように体を揺らして演奏し微笑みあったり…あまり今までのオケでは見ない光景でした。その情熱溢れる演奏に1楽章を終わった時には、このペースで4楽章まで持つのかなと心配してしまうほどの迫力。
その心配をよそに、2、3楽章はすぎ、怒濤の4楽章へ。舞台が狭く感じるほどそれぞれがガーッと弦を弾いて、その演奏にあっけにとられたまま嵐のようなラストへ。
一拍の間もなく拍手喝采。ステージ場の団員たちは疲れた様子もみせずやりきった感いっぱいの笑顔。穏やかに微笑むチョン・ミョンフン。
そして、何度かのカーテンコールの後のいきなり始まったアンコール。これは全く予想通りというか、彼らが選びそうなブラームスのハンガリアンダンス1番。
これこそドラマチックで彼らが演奏するのにピッタリな曲。
しばらく席から立てず、余韻に浸っていると、演奏を終えた団員同士でハグしている風景が…。弦楽器の団員が管楽器のとこまでいってハグしてる...。こんなシーン、演奏会では初めて!
ドラマ、K-pop、ミュージカルと韓国の芸能界が何かと熱いですが、クラシック界もすごい!こんな激しい演奏会って初めてでした。チャンスがあったらぜひ皆さんもいかがですか?
クラシックのドラマといえば、チャン・グンソク出演の「べートヴェン・ウィルス」がありますね。
次はこのドラマ...ではなくて、グンちゃんの舞台挨拶のお話を...!
ソウル カフェショーにも行ってきました!
- 2011-12-19 by のんのん
- 遊ぶ , 食べる ( 伝統茶・カフェ・スイーツ )
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テグ&ソウルの旅の目的の一つが11月24~27日に開かれていたカフェショー。江南のCOEX(コエックス)のホールでどどーんと開かれていました。今回がちょうど10回目、ということでコーヒーから紅茶の材料はもちろん、焙煎の機械とかパッケージとか、いろいろサイドメニューとかのお店がずらりと並んでいて業者さんではないけれど、カフェ・喫茶店好きののんのんとしてもなかなか興味深かったです。
いまや日本の10倍ぐらいカフェがあると言われているそうで、その数字はともかくとしても、確かに韓国ではカフェブーム。ホントに増えているなぁと思います。10年ぐらい前、韓国でコーヒーというと甘い自動販売機の300Wぐらいのミルクコーヒーで、ドリップなんて見かけなかったですものね。『ぶらり仁寺洞』で取材したドリップコーヒーを出すお店では、「せっかく淹れても水で薄める人もいますよ」っておっしゃっていたことを思い出します。ホテルの喫茶店でアイスコーヒーを頼むと・・・?????ってほんと、うすーい色つきの水、って時代もありましたよね。そこから比べると、本当に韓国でもコーヒーって一気に広まったんだなぁと感じます(それでも、今でも水で薄められますよ、って業者さんもカフェショーで聞きましたけれどね^^)。
そんなカフェショーでのんのんが特に注目したのが、このアイス。ショーケースを販売・レンタルする業者さんだと思うのですが、アイスクリームのディスプレイが本当にステキ!日本だとぽこぽこってちょうど、スキーのモーグルの小山のようにアイスを形作るスタイルしか見たことないんだけれど、カフェショーで展示されていたのはフルーツやチョコレートなどでデコレートしたアイス。ショーケースに飾っているのを見るだけで本当に楽しくて、どれにしようか迷うぐらいでした。日本でもぜひ、こんな風にしてほしいなぁ。
それから、このパッケージ。これはハーブティだったんだけれど、プレゼントでゼッタイ、パケ買いしちゃうね。見てるだけでカワイイ。日本も決してダサいパッケージじゃないけれど、なんか、韓国って女子ココロをくすぐるものが多いんだよね。うろうろして、試飲して、またうろうろって・・・ホント、楽しめたなぁ。こんな展示会って意外といいかも。ことばが分からなくても楽しめるし、なんといってもおいしい☆
長崎・ソウル便、12月31日に再開です。
ながさき在住ののんのん^^ 長崎空港からソウルへ、とつながっているのを嬉しく思っていたんだけれど、この路線、ときどき長期の運休に入っちゃうところが泣けちゃう。今も、東日本大震災の影響で運休が続いていたんですが・・・!
12月31日から大韓航空の長崎・ソウル便が再開するそうです!
再開を知らせる記事はコチラ。再開後も週2回、土曜日と月曜日に往復運航、ということで2泊3日の韓国ツアーを楽しめる便になっているんですね。この間、Twitterでそういう会話になってたんだけれど(個人的に)、長崎からソウルをハブにしたらそのままヨーロッパやアメリカ、世界へとつながることもできるよね。そういうルートもどんどん使えるようになって(お安いとなおよし)ほしいなぁ、と思う、きょうは個人的な要望記事になっちゃった^^;
韓国でもスタバのマーク、変わってます
- 2011-08-08 by のんのん
- 街歩き , 食べる ( 伝統茶・カフェ・スイーツ )
- コメント: 0
仁川空港からソウル市内へ バスでGo
ツアーだとお迎えのガイドさんが来てくれるんだけど、フリーで旅行をするといきなり困るのが、空港から市内への行き方。今回は、空港バスでの方法を簡単に・・・。まずは、自分がどこに行きたいかを確認!ホテルの名前(韓国語や英語で書いたものを用意しておくのがいいでしょう)を空港のインフォメーションやバス乗り場のおじさんや切符売り場の人に見せますよ。そうすると、何番のバスに乗りなさいーって教えてくれました。
今回ののんのんの場合、明洞に行きたかったのでホテルの名前をインフォメーションで言うと、「空港の建物のドアを出て、右側の切符売り場でチケットを買って、左側のバス停から6015番のバスに乗ってねー」と言われました。韓国でもわかったんだけど、おねーさんは慣れた感じでメモを作ってくれました。これをもって、切符売り場でチケットをゲット(仁川空港から明洞まで1万Wでした)。
あとはバス停で待つのみ。ちなみに、明洞へはB5というバス停から6015番バスで行くのですが・・・ぼーっとしていたのんのんは、「2005番」に乗ろうとして、アジョシ(おじさん)たちに「こらこらこらー」って呆れられたのでした・・・あはは。ぼーっとしてた、だけです、ぼーっと・・・。
そして、バスが来ると、おじさんたちが荷物をトランクに入れてくれますよ(ありがたい)。そのとき「どこで降りるの?」などと聞かれますので、どこどこ、って感じでいうと(たぶん、荷物の積み方に関係あるのかな、と思うんだけど)、荷物との照合のチケットをくれます(降りるときにもチェックされたから、紛らせたりしないよう注意!)
バスに乗るときに運転手さんにチケットの半券をもぎとられて・・・あとは、乗っているのみ!日本語でのアナウンスもありましたから安心、安心。ちなみに、仁川空港から6015番バスは、麻浦(マポ)駅、ソウル駅、南大門市場近くを経由して明洞へ。終点は世宗ホテルでした。所要時間は渋滞がなければおよそ1時間ほどです。