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ソウル・フィルの演奏会へ行ってきました!

ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(SPO)の演奏会に行ってきました。指揮は2005年からSPOの音楽監督を務めるチョン・ミョンフン
演目はドビュッシーの交響詩「海」マーラーの交響曲1番「巨人」

座席は前から3列目で、実際座ってみるとステージに近っ!しかも指揮者台のすぐ後ろ。

まずはドビュッシーから。
盛り上げて盛り上げて、ラストに向かってドラマチックになる演奏に、終わった後は感動して思わず涙がぽろり。1曲目からこれでマーラーは一体どうなるの?

そして、マーラーの1番。
1楽章は朝の静けさの中に小鳥のさえずり…そんなスタートですが、その後は弦楽器がメロディーを奏で…この辺りからオケのメンバーそれぞれの陶酔感といいますか、各人がソロ奏者のように体を揺らして演奏し微笑みあったり…あまり今までのオケでは見ない光景でした。その情熱溢れる演奏に1楽章を終わった時には、このペースで4楽章まで持つのかなと心配してしまうほどの迫力。
その心配をよそに、2、3楽章はすぎ、怒濤の4楽章へ。舞台が狭く感じるほどそれぞれがガーッと弦を弾いて、その演奏にあっけにとられたまま嵐のようなラストへ。

一拍の間もなく拍手喝采。ステージ場の団員たちは疲れた様子もみせずやりきった感いっぱいの笑顔。穏やかに微笑むチョン・ミョンフン。
そして、何度かのカーテンコールの後のいきなり始まったアンコール。これは全く予想通りというか、彼らが選びそうなブラームスのハンガリアンダンス1番。
これこそドラマチックで彼らが演奏するのにピッタリな曲。
しばらく席から立てず、余韻に浸っていると、演奏を終えた団員同士でハグしている風景が…。弦楽器の団員が管楽器のとこまでいってハグしてる...。こんなシーン、演奏会では初めて!

ドラマ、K-pop、ミュージカルと韓国の芸能界が何かと熱いですが、クラシック界もすごい!こんな激しい演奏会って初めてでした。チャンスがあったらぜひ皆さんもいかがですか?

クラシックのドラマといえば、チャン・グンソク出演の「べートヴェン・ウィルス」がありますね。
次はこのドラマ...ではなくて、グンちゃんの舞台挨拶のお話を...!

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